今年9月にJリーグ・浦和レッズからベルギー2部の ベールスホットVAに移籍した原口元気選手。移籍後、7試合目の出場となるベルギーカップ・ウェステルロー戦で待望の移籍後初ゴールを決めました!
改めてここ最近の原口選手の活躍と所属するチーム・ ベールスホットVAについて調べてみました。
目次
・移籍後初ゴールは強烈ミドル!
・原口選手の最近の活躍状況は?
・ ベールスホットVAとは?
・まとめ

移籍後初ゴールは強烈ミドル
原口選手が1ゴールの活躍を見せたのは、ベルギーカップのラウンド32。日本時間の10月31日、午前4時30分から行われたウェステルロー(1部)との一戦です。
前半4分、ペナルティエリア外で味方の落としたボールにダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左上に見事な強烈ミドルを決めました。

味方の落としたボールもシュートを打ちやすい良い落としでしたが、原口選手のシュートもライナー性のすばらしいミドルでした。距離にしたら20~30mくらいでしょうか。原口選手の強烈ミドルはあまり見たことがないので、「こんな豪快ミドルもあるんだ」とうれしくなりました。
その後、原口選手は前半20分に負傷交代しました。
ちなみにこの試合は、ウェステルローの木村誠二選手、坂本一彩選手も出場しており、日本人対決の一戦でした。さらに、前半39分に木村選手、後半のアディショナルタイムに坂本選手がゴールを決め、出場した日本人3選手がゴールするという、日本人選手のゴールラッシュが見れた1戦となりました。
なお、試合は3-2でベールスホットVAが勝利。ベスト16へと駒を進めました。
原口選手の最近の活躍状況は?

原口選手といえば10代の時から浦和レッズのトップチームで活躍。若い時はピッチの中でも外でも、やんちゃなイメージがありましたが、年を重ねるにつれチームのために汗を流す献身的なプレーも見られるようになっていきました。

多くの人の心に焼き付いているのは、間違えなく2018年のロシアワールドカップではないでしょうか。決勝トーナメントの1回戦(ベスト16)。対戦相手はベルギー。当時のベルギーはアザール、メルテンス、ルカク、デンベレ、フェライニ、デブルイネ、コンパニ、クルトワと超タレント集団でした。
ベルギーの屈強なディフェンス陣を相手に柴崎選手のスルーパスに抜け出した原口選手はゴール前でシュートフェイント。GKのクルトワ選手のタイミングを一瞬ずらすと、ゴール左隅に鋭いシュートを決めました。
その後、乾選手のミドルが決まり、「日本が初のベスト8進出か!」と思ったのも束の間、試合終了間際にベルギーのすさまじいカウンターが炸裂し失点。あと一歩のところで敗退してしまいました。
原口選手自身は浦和レッズから2014年にヘルタ・ベルリンへ移籍。その後はフォルトゥナ・デュッセルドルフ(期限付き移籍)→ハノーファー96→1.FCウニオン・ベルリン→VfBシュトゥットガルトとドイツの複数のチームでプレーし、2024年に浦和レッズに復帰しました。

しかし、古巣復帰で大きな注目を集め、活躍を期待されましたが、ゴールは1点のみ。試合途中からの登場が多く出場時間もあまり多くありませんでした。
すると今年9月に浦和レッズを退団。ベルギーに移籍しました。新チームでの背番号は「78」。これまでの7試合中6試合でスタメン出場しており、活躍を見せています。
https://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/231377/ (移籍のお知らせ/浦和レッズのホームページより)
https://www.beerschot.be/nl/ploeg.php?ploeg=0(ベールスホットVAの選手紹介ページ)
ベールスホットVAとは?
ベールスホットVAはベルギー2部に所属。11月1日時点で7勝0敗3分けの勝ち点24でリーグ3位につけています。
・設立/1900年
・ホームタウン/アントワープ
・クラブカラー/紫
・本拠地/オリンピスフ・スタディオン
現在は横浜FCで活躍するFW鈴木武蔵選手が所属していたチームとして知っている方も多いかもしれません。
まとめ

今年で34歳になった原口選手ですが、まだまだ闘志あふれるプレーでを見せてほしいです。そして、全盛期のような負けん気の強いアグレッシブなプレーでチームを1部昇格に導いてほしい。がんばれ!原口選手!



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