2025年の新語・流行語大賞のノミネート発表!大賞を大胆予想‼

現代用語の基礎知識選「新語・流行語大賞」のノミネート語30が11月5日に発表されました。今年は大阪万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」などが順当にノミネート。スポーツが由来の言葉がない一方で、コメ不足を象徴するワード「古古古米」、お笑いファンにはお馴染みの「ひょうろく」などがノミネートされました。

流行語大賞って?

  • 正式名称…「現代用語の基礎知識」選T&D保険グループ新語・流行語大賞
  • 創設…1984(昭和59)年
  • どんな賞…『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出
  • 1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰する
  • 選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。
  • 選考委員…神田伯山(講談師)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(パックン/お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)の6人

これまでの大賞は?

ここ10年の大賞を振り返ってみましょう。

  • 2024年(令和6年)…ふてほど/不適切にもほどがある(TBSドラマ)
  • 2023年(令和5年)…アレ/岡田彰布(阪神タイガース監督)
  • 2022年(令和4年)…村神様/村上宗隆(ヤクルトスワローズ内野手)
  • 2021年(令和3年)…リアル二刀流・ショータイム/大谷翔平(エンゼルス選手)
  • 2020年(令和2年)…3密/小池百合子(東京都知事)
  • 2019年(令和元年)…ONE TEAM/ラグビーワールドカップ日本代表
  • 2018年(平成30年)…そだねー/ロコ・ソラーレ(カーリング女子日本代表)
  • 2017年(平成29年)…インスタ映え/CanCam it girl 忖度/稲本ミノル
  • 2016年(平成28年)…神ってる/緒方孝市・鈴木誠也(広島カープ監督・外野手)
  • 2015年(平成27年)…爆買い(羅怡文/ラオックス社長) トリプルスリー…柳田悠岐(ソフトバンクホークス外野手)、山田哲人(ヤクルトスワローズ内野手)

過去10年を振り返ると、野球関連の言葉が5つあり、スポーツ関連のワードがノミネートしやすい傾向にあります。

やはり、見る人の心を引き付けるスポーツのワードは比較的ランクインしやすいものと思われます。大賞には選ばれなかったものの、スポーツの名言はやはり多い印象です。

スポーツ系がノミネートしやすい傾向

大賞以外にも、スポーツ関連の言葉はトップテンに多数ランクインしています。改めて振り返ってみても、記憶に残っているワードが多いですね。

  • 名言が残せなかった」(2024年/北口榛花/パリ五輪やり投げ金メダリスト)
  • 50‐50(フィフティフィフティ)」(2024年/大谷翔平/ドジャース選手)
  • きつねダンス」(2022年/日本ハムファイターズ)
  • スマイリングシンデレラ/しぶこ」(2019年/渋野日向子/プロゴルファー)
  • eスポーツ」(2018年/日本eスポーツ連合)
  • アモーレ」(2016年/長友佑都/サッカー日本代表)
  • 五郎丸(ポーズ)」(2015年/五郎丸歩/ラグビー日本代表) など
AIに画像をお願いしたら、投手の足が3本に…。

2025年のノミネート語は?

今年はどんなワードが大賞を受賞するのでしょうか。発表された30のノミネートは以下の通りです。

  • No.01 エッホエッホ
  • No.02 オールドメディア
  • No.03 おてつたび 
  • No.04 オンカジ
  • No.05 企業風土
  • No.06 教皇選挙
  • No.07 緊急銃猟/クマ被害
  • No.08 国宝(観た) 
  • No.09 古古古米
  • No.10 7月5日
  • No.11 戦後80年/昭和100年
  • No.12 卒業証書19・2秒
  • No.13 チャッピー
  • No.14 チョコミントよりもあ・な・た
  • No.15 トランプ関税
  • No.16 長袖をください
  • No.17 二季
  • No.18 ぬい活
  • No.19 働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相
  • No.20 ビジュイイじゃん
  • No.21 ひょうろく
  • No.22 物価高
  • No.23 フリーランス保護法
  • No.24 平成女児
  • No.25 ほいたらね
  • No.26 麻辣湯
  • No.27 ミャクミャク
  • No.28 薬膳
  • No.29 ラブブ
  • No.30 リカバリーウェア

(50音順)

今年の特徴として、前述まで紹介してきたスポーツ関連のワードが一つも入っていません。

とはいえ、大会2連覇で青山学院大学が優勝した箱根駅伝、井上尚弥選手のボクシング、大谷翔平選手・山本由伸選手が大活躍だったメジャーリーグをはじめ、いろいろなスポーツの大会が開催されただけに、この結果は少し意外でしたね。

さて、今年の大賞は?

個人的な印象としては、大賞はネガティブな言葉は選ばれない傾向にあると思うので(コロナ禍の3密を除く)、「オンカジ」「オールドメディア」「緊急猟銃」「古古古米」「7月5日」「トランプ関税」「物価高」は選ばれないのではないかと思います。

また、盛大に授賞式が開催されトロフィーが授与されるため、受け取る受賞者がいない言葉は選ばれないので、「エッホエッホ」「戦後80年」「チャッピー」「二季」「フリーランス保護法」「薬膳」などは受賞者のイメージが湧きにくいのでないのでは。

逆に、過去10年を見てみると、「言葉=受賞者」をイメージしやすいワードが大賞に選ばれているように思います。

その上で、フクロウPの今年の予想は、

「ひょうろく」「ミャクミャク」「ほいたらね」の3つのどれかです!

今年の大賞の発表は12月1日に予定されているそうです。大注目です。

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